大阪のてっぺん、能勢。
いまでは珍しい茅葺の家が残る田園とぐるりを囲む山々の風景、
人と自然がともにある里山の暮らしを感じさせてくれるところ。
すぐ近くにある行者山のふもとには巨石のエボシ岩が祀られ
古くから山とそこに連なる自然を敬ってきた土地なんだろうなあと伺えます。
「杜のテラス」はそんな場所にあるグランピング&キャンピング施設です。
「杜」は長い年月をかけてヒトが育ててきた豊かな緑のこと。
手をくわえるうえでまず、そこに流れていた古い時間を大切にしたいと考えました。
この地を愛し敬った先人の想いをくみとりながら
かつてそこにあったあるがままの魅力をよみがえらせたい。
ヒトの都合であつらえた快適さじゃなくて、自然のなかで気持ちよく過ごせたらいいなぁ・・・。
この場所は春夏秋冬、そのときどきで移ろう樹々の色や木漏れ日、土の香り、
鳥のさえずりや風の音、そして夜空にはたくさんの星があたりまえにあります。
ふだんの喧騒からちょっと離れて、大人のあそびの時間・空間を楽しむところ。
自分と静かに向き合ったり、大切な誰かとゆっくり語り合ったりする場所。
それが、「杜のテラス」です。